どうしてジャニヲタになったのか

私がはっきりとジャニーズ好きだな~と感じたのは小学生の時。

時代はジャニーズJr黄金期だった。

Jrが冠番組を持ち、Jrだけでドームでコンサートをしていた時代。

 

8時だJを見て、Mステは先輩バッグにJrがつくので毎週欠かさず見ていた。

友達とドル誌を立ち読みして「タッキーと翼どっちが好き?」なんて

埒のあかない話をするのが楽しかった。

ゆるーいヲタ小学生時代が終わって中学に入学。

その中学校で今も一緒にヲタ生活を続ける彼女に出会う。

ただ、そこが深いジャニーズ沼の始まりだった。

 

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彼女とは大変に気が合った。

中学生の頃もまだJr人気が続いていたが、私は運命の担当に出会っていた。

原知宏くんだ。

 

この人がいなかったら私はそこまでジャニーズが好きにならなかったと思う。

初めて原っちを見たのは伝説のドラマ金田一少年の事件簿である。

 

主人公金田一の後輩役を演じていた原っち。

金田一にはジャニーズから金田一役、堂本剛、隠れた伝説のJr佐野くんが出ていたが、

180㎝の原っちは1人背が高くて、とてもかっこよかった!

が、ここが沼ポイントではなく、

同世代の方ならおわかりいただけると思うが伝説のジャニーズファンタジー

Kyo To Kyo」が沼ポイントである。

 

ただ、私は小学生だったこともあり、KTKに入ることができなかった。

しばらくして販売されたビデオを擦り切れるほど見た。

センチメンタルロマンスシティーを見ると今でも鳥肌が立つ。

ドラえもんが目の前に現れたら間違いなく「1997年に戻して!!」とお願いすると思う。

それほど愛するKTKに冒頭で出会った彼女は入っていたのである。

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部活のオリエンテーションの途中で彼女が突然、私に声をかけてきた。

「原っち好きなん?」

驚いた。当時、Jrが好きな同級生はだいたいがタッキー、翼、すばるの

誰かが好きという具合。

原っちの存在を知る人は少なかった。

思わず私は彼女に「大好き!!めっちゃ好き!」と答えた。

そこから話を聞くと「私も好き!KTKでめっちゃかっこよかったもん」

思わず耳を疑った同い年の彼女はKTKに3回ほど入ったという。

そこから彼女を師匠のごとく敬い、一緒にジャニショ行ったり、

切り抜き交換したりと仲良くしていた。

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そんな中、私たち、当時の全Jrヲタに悲しいお知らせが届く。

「ジャニーズJr 小原裕貴卒業」

 

あの伝説のJrの卒業である。

小原くんと原っちはハラハラコンビとしてシンメを組んでいて、

嵐デビュー後、卒業を迷っていた小原くんをMAに誘ったのも原っちだ。

そんな小原くんの卒業コンサート

翔くんが花束を渡したのにも感動を覚えたが、

舞台でそのコンサートに参加できなかった原っちがカーテンコールもほどほどに

ドームまで来てアンコール途中、花束を抱えて外周を走ってきた。

 

最後のハラハラコンビはとてもとても美しかった。

そしてその数か月後、原っちも退所を決め、私もヲタ卒をした。

 

ただ、彼女とはその後もずっと付き合いがあり、

ジャニーズの情報を常に耳に入っていた。

また、そのタイミングで妹がジャニヲタになり、

我が家ではあいかわらずMステ、少年倶楽部を見る習慣が始まった。

 

横目で何組かのデビューを見届けた。

小学生の時から見ていたJrのメンバーがデビューして

またバックには新しいJrがついて、移り変わりを肌で感じていた。

 

そんななか、ついに私の知らない子たちがデビューする日がやってきた。

「Hey!Say!JUMP」である。

 

そして先にまず、謝っておきたい。

次の記事前半ではめっちゃくちゃJUMPを貶します。